30日チャレンジ25日目
チャレンジはあと残り5日になりました。終わりが近づいてきて純粋に嬉しいです。
今週は90分のレッスンに取り組んでいます。かなり90分が長く感じられ途中で「もうしんどい、話したくない!」と集中力が切れる日々が続いてますーふぅー。何回かストップウォッチを止めてはエッセンシャルオイルの香りを嗅いだり、水を飲んだりシャヴァサナをしたり、、、実際のティーチングではこんなことはしてられないのですが、今は練習なので大目に見てやってます。(笑)
自主練習は自分ができていないポーズを中心にやるようにしてます。マユラーサナ(孔雀のポーズ)やカラスの側面にのばすポーズ、他にハンドスタンドやスコーピオンポーズなど、主にアームバランスポーズに取り組んでます。やったりやらなかったりしてるので、上達は遅くて当たり前か、と反省する毎日。
発声練習はしていませんが、やはり先生になる方は皆さんされているのでしょうか。今は朝に自主練でライオンのポーズで喉を開いて、時間があるときはヨーガスートラを20分程サンスクリット語で唱えます。そして毎日欠かさずすることは、ヨガの練習の最初と最後に短くても必ず祈りと感謝を捧げます。
ヨガと他のスポーツの何が違うかは色々ありますが、一つは心を見つめるという精神性が含まれている点にあると思います。他の方は分りませんが私はヨガに多くの場面で助けられましたのでこれは自分にとって必要な儀式のようなものです。
アシュタンガヨガではアシュタンガ独自のインボケーションでスタートさせますし、現在の師であるSri先生のところではいくつかのインボケーションをしばらくの期間継続して唱えます。ガーヤトリーマントラや「オン・マニ・パドメ・フム」、ガネーシャに捧げる祈りなど。
サンスクリット語に限りませんが、特にサンスクリット語には音の力、「言霊」が宿っている為、意味が分らなくても正確に唱えるだけで効果があると言われています。レッスンでは詠唱後に短く瞑想を行い音の余韻を味わいます。音によって体が振動する部分も違うのが発見できた時は嬉しいですし、大勢で詠唱すると一人の時よりもパワーが強くなるのを肌で感じます。
私は教える練習の時はAUMを3回唱えてレッスンを始め、終わりにはShantiを3回唱えて終了させていますが、これだけでも十分気持ちが引き締まる効果があります。日本では私達世代の人間は昔にあの暗い事件があったことで、マントラを唱えたりすることに抵抗があると思います。が、本来は全く怪しいものではなく、長いインドの歴史の中では聖なるものとして扱われています。
ヨガに出会えた事に対して宇宙の計らいと周りの全てに感謝し、真実の道を選ぶ事を宣言することで私が考える自分以上の力が発揮できるのかもしれません。