NO YOGA NO LIFE

ヨガやフラワーエッセンス、アロマテラピーなど自然療法に興味があり、心と身体のバランスを取る方法などを紹介していきます。また自然や動物と暮らす中で感じる事なども綴っていこうと思います。

ダコタ・アクセス・パイプラインのその後の状況

先日ブログに書いたダコタ・アクセス・パイプラインの計画に進展がありました。

米国大手銀行の口座を解約することに決めた理由 - NO YOGA NO LIFE

このパイプラインの建設は既に約87%が完了しています。しかしその残りの一部分をめぐって、数ヶ月に渡り抗議活動を行っていたアメリカ先住民とそれを支える抗議運動家達VS警察(もちろんベースはパイプラインを作る企業との戦いです)の対立が繰り広げられていました。先住民が先祖の土地を守るよう主張していた通りこの土地近くを通るルートを別のルートにすることを遂にオバマ政権が決定したことで、抗議活動を行っていた人々から喜びの声が上がりました。 ノースダコタの厳しい冬の寒さを前に事態が危惧されていたのでひとまず安心できた結果となります。詳しいニュースは「気候変動の向こう側」のサイトに日本語で掲載されていて、とても分りやすく解説して下さってます。(宮島さん、ありがとうございます!

climatechange.seesaa.net

英語のニュースはこちら↓

www.cnn.com

 次期大統領のトランプ氏はこのパイプラインの建設をサポートしているので、この先どうなるかは分りません。また白紙になるかもしれない可能性があることから抗議活動家達はまだしばらく留まって先行きを見届けるといっています。心から”善”が勝つことを願います。

 このルート変更のニュース発表前に退役軍人達が抗議活動のサポートに回ることが伝えられていて、私は戦争反対派ですが年取ったらこんな人になりたいなあと思わせてくれた心温まるニュースでした。『立ち上がる』ということ、これは勇気のいることだけれども私達ひとりひとりの力が世界を変えるかもしれないということをこのニュースは教えてくれた気がします。

 実は前回のブログを書いてからこのパイプラインの建設をサポートする銀行の一つを解約したのですがこのときのお粗末な対応にはがっかりしました。ここに書くと良いニュースも後味が悪くなってしまうのであえて詳しく書きませんが、効率、数字を優先するとロクな事はありませんよ。クラークは自分の銀行が何をしているのかも知らなかったですし(もしかしたらパフォーマンスかもしれないけれど)、銀行内には目の前に銀行員がいるにもかかわらず銀行の電話で同銀行のサポートへ連絡して助けを求めなければならない人が電話口でどなっていました。これはアメリカではよくある光景です。ほんと疲れる・・・。

 この国では日本以上にテクノロジーを導入し先行していますので、日本も企業や政治の進むままに従い、自分の頭で考えないと同じ方向へ行ってしまうのではないかと危惧してしまいます。日本人は頭もいいし、精神性が高い国民なので大丈夫だとは思っていますが、西洋に迎合するよりも独自路線を守る事の方が有意義ではないでしょうか。

 私もここでできること、自分の信じることに立ち上がる勇気を持ちたいと、『変革』を来年のテーマに致します!!残り12月もあと1ヶ月弱となりましたが、来年はどんな年になるでしょうか?皆にとって良い一年となりますように。