難しいポーズから得ること
今日は太陽が照ってぽかぽか暖かい一日でした。アメリカでのアンケートでフロリダはリタイアしたら住みたい州ナンバーワンなのですが、これは税が割安な事とあわせて冬でも暖かくお天気が良いからなんです。
外では半袖で過ごせる陽気なので今日はルッコラの種を撒いたり、伐採した枝葉を土に還すよう穴を掘って埋めたりしていました。これが土にとっていいのかは実験中なのですが、虫が苦手な私はコンポストボックスを作るのに中々抵抗あって、こんな方法を取ってます。それでも昔に比べ大分虫にも慣れては来たんですよ。
このところマユラーサナを毎日練習しつつ、庭仕事でシャベルをガンガン使っているので腕や肩が凝って仕方がありません。あと肉体作業は足裏に毒素がたまってしまうようで、足裏も凝るのでマッサージボールを使ってグリグリしてます。
さて、マユラーサナは難しいポーズの一つですね。私もまだ一度も足が浮いた事がありません。なので色々役立つビデオを探していました。先日見た動画のアイアンガーヨガのシニアティーチャーの方が話していたことがとても印象に残っています。この動画を下記に張っておきます。(英語です。)印象に残った彼女の話してる内容はこんな内容かと。
難しいポーズには学びがある、と。人は何度やってもできないと、腕が短いからできないんだとか、色々できない理由を挙げます。彼女もそうでした。でもある時こう思ったそう。私にはハンディがある、でもそれでも「どのようにすればできるようになるだろう?」と。そこには工夫が必要だったのです。誰も教えてくれないから自分で見つける。そこから彼女の探求が始まりました。そして遂にできる方法を発見したのです。彼女の場合は一つ一つのポーズを分解して、ストラップを使って肘がお臍の所へ来るように調整したらバランスが取れるようになっています。
その模索があったからこそ、今の私のようにポーズをできない人ができるようになるかもしれない道筋を作ることができ、それこそがヨガを教わる人々にとって最高の宝石となるんですね。初めから綺麗にポーズが取れるのであればそこから教えられる事は浅いものになり、そこには智慧が欠けています。
難しいポーズへのアプローチにはヨガの大切な教えが隠されているなぁと感じた今日この頃でした。
↓やはりアイアンガーヨガらしく、教え方が丁寧です。受けてみたい!
Mayurasana (with preparation) with Senior Iyengar Teacher Carrie Owerko