NO YOGA NO LIFE

ヨガやフラワーエッセンス、アロマテラピーなど自然療法に興味があり、心と身体のバランスを取る方法などを紹介していきます。また自然や動物と暮らす中で感じる事なども綴っていこうと思います。

男性性と女性性②

昨日の続きです。

ワークショップは恩師の師匠による『Lajjitaadi Avasthas』というインド占星術のテクニックの一つでした。この先生は理詰めの占星術を教えるタイプではなく、ヨギなら知ってる人は多い本『あるヨギの自叙伝』の著者パラマハンサ・ヨガナンダの創った団体「セルフ・リアライゼーション」のアシュラムでも修行したヨギでもあり、様々なホリスティックなセラピーと占星術とを使って心身の健康作りを研究している方です。奥さんはインドの方でフルーツだけを食べる生活をされているというユニークな方。

今回は初心者も多かったので基本の学びでしたが大変役にたつ学びでした。ここで私は生まれた時のチャートから自分の足をひっぱっている部分を発見し、頭では忘れているけど潜在意識にはまだ残っている心の闇に触れることに。

私のバースチャートでは女性性の象徴である月と男性性の象徴である土星が至近距離である為に、他の天体に試練を与える、厳しい土星に感情を司る月が傷つけられていることで、女性性を確立することが困難になっています。感情が不安定になることが多く、感情体は身体とつながっているので感情のバランスが悪くなると病気も引き起こしやすくなります。

また感情は生活をしていく中で大きな影響を与えるのでこの組み合わせは非常に生き辛くなるとか。但し女性と男性では影響が違って、男性の場合は同じように感情で生き辛くなっても例えば空手を習っていて黒帯を取ったりして、何かを乗り越えることができると問題はなくなるとか。女性は本来陰の気が強いからか、長く取り組んでも中々解決できないことが多いようです。

私は兄弟が幼い頃に怪我をした事で入退院と手術を繰り返し、両親特に母親の注意が兄弟中心となり私は長女として我慢することが当たり前でした。小さな時から親から認められる為には『いい子である。褒められる為の何かをする。親に迷惑をかけないようにする。手伝いをする。』パターンが身につき、大きくなっても『何かをする。行動が大事。目標が大事。』つまり”する”という行為がないと愛してもらえないと思い込んできたし、勝手に思考回路がそうなっていました。

これは男性性が勝っている生き方です。でもその生き方はダルマを生きてる訳ではないので私の場合は女性特有の病気をしたり、恋愛がうまくいかないというような事が繰り返されていました。

女性性で生きるとは、そのままの私でOKである、色んな感情を出してもOKであったり、人から助けてもらったり、ギフトを受け取ることが出来る人のことです。それが私には許されませんでした。未だに受け取るのが非常に下手。お返ししないととすぐ考えてしまったりします。

人は男でも女でも男性性と女性性の両方が必要でバランスが大切なのですが、中々それができない男女もいるのではないでしょうか。

先生に女性性を育てる為には、一日に一時間くらいボーっとした時間を取って自分の深い所につながることが大事だよ。と教わったのですが、これが難しい。時間がない!と焦ってしまうんです。あれもこれもしなきゃーと思ってそんなことしてる場合ではないと。

しかし一歩足を緩めてやってみて、一つ大きく気付いた事があります。この2年程キャリアを変えたいと意識し出して特になんですが、結果を出そうと思うあまりヨガや瞑想への取り組みが力(男性性)のサイドを使ってやることが多かったことを発見しました。力を抜く事、心を溶かすように胸を広げること、呼吸を深くモーメントを大切にすることなど、受容的サイド、つまり女性性をおろそかにしていたことに気付きました。確かにヨガをやってる時は穏やかな境地でやってるんだけれども、頭の片隅に焦りの気持があったり、このポーズができなきゃーヨガ教師なんて言えないわ。といって常に自分に鞭を打って取り組んできたり。修行ちっくなことが私は昔から好きな一方でゆっくり羽をのばしたい私や普通の女の人がするような楽しみを満足できたらいいなって羨ましく思う私もいるのです。

なので今後は見方というか、色んなことへアプローチする姿勢を意識してみようと思います。今回先生からホメオパシーでの病気への取り組みにも協力して頂く事になり、これが「すんなり受け取る」一つのレッスンになりそうです。(笑)

 

↓今もう一度読み直したいです。 

あるヨギの自叙伝

あるヨギの自叙伝