フェルデンクライス・メソッドで身体をほぐす
フェルデンクライス・メソッドってご存知ですか?私は以前ヨガのティーチャーズ・トレーニングで先生に一部を教わって以来、たまにやったりしています。フェルデンクライスジャパンのHPによると、下記のように説明しています。
フェルデンクライス メソッドは、人間の機能、発達、学習を理解するためのユニークで洗練されたアプローチです。動きや思考、感情を新しい方法で探索するこのメソッドは、シンプルで魅力的な方法と、応用の広さが特徴です。メソッドのレッスンには、ニーズに合わせた二つの形式があります。「動きを通しての気づき」(ATM : Awareness through Movement)というグループレッスンと、「機能の統合」(FI : Functional Integration)というマンツーマンのレッスンです。
どちらのアプローチも、同じコンセプトに基づき、より有効性の高い知的な行動に向かって自己を再組織化するという神経システムの能力を使っています。フェルデンクライス メソッドは、私たちひとりひとりが本来持っている知性を喚起し、利用できるようにするのです。
実際にやらないと分りにくいかもしれませんが、身体を一定方向に小さく動かして反復させる動作を繰り返すことで効果的に身体を整え、途中で気付きを得たり、身体がほぐれていくのを感じる事ができるボディーワークと私は捉えています。
最近坐骨神経痛の上に、先週腰を曲げる作業をずっとしていて右腰あたりに違和感があったのでポッドキャストの番組で「フェルデンクライスメソッド入門・伊賀英樹が教えるからだの学習法」というのをダウンロードして早速やってみました。
これが効きます!特に骨盤周りをゆるめるレッスンは最高です。やり方は両膝を立てて尾骨と骨盤の上を時計の12時と6時に見立て、骨盤を時計の針と反対側に回すように動かしていきます。膝や上半身は全く動かさずに小さく骨盤周りだけ動かす動作なのですが、本当にほぐれて気持いいです。普段座ることが多いのが原因で骨盤周りが硬くなりがちなのを優しく、優しく、丁寧にゆるめていきます。ヨガでももちろんいいのですが、今回はヨガをしても緩まない部分をゆるめることができたような。
そういえば以前鍼の先生に「ヨガで何でも直そうとするけどそれが出来ないこともあるよ。」ということを言われた事があります。普段の生活からどうしても頑張ってしまいがちだけど、バランスを取る為に簡単に身体を緩める術はとっても有難い存在です。この動きは小さな微妙な動きなんですが、終わってみるとヨガを終えた後のような背柱にスペースができるような、気が上から下まで通りやすくなるような感覚が味わえますよ。
ポッドキャストでは無料なので興味がある人はよかったら試してみて下さい。
- 作者: 伊賀英樹,Under The Light Yoga School (アンダー・ザ・ライトヨガスクール)
- 出版社/メーカー: BABジャパン
- 発売日: 2011/12/27
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