NO YOGA NO LIFE

ヨガやフラワーエッセンス、アロマテラピーなど自然療法に興味があり、心と身体のバランスを取る方法などを紹介していきます。また自然や動物と暮らす中で感じる事なども綴っていこうと思います。

アゲート

先日はシヴァーサナの時にアゲートを体に乗せて瞑想しました。ブルーレースアゲートを喉に、ピンクボツアナアゲートをハートチャクラに、紫に染められたであろうアゲートの指輪はサードチャクラに置いて。

ブルーレースアゲートはいつもとっても静かで穏やかなエネルギーなので最近はパワー系の石に頼る事が多くあまりつける事がなかったのです。ですがこの時は本当に大きな力を感じました。アゲートの縞模様になっているのが地球の大地の断層のようにそこからグラウンディングの暖かいエネルギーが溢れて喉のチャクラを強く開いたような感じがします。本気を出すとブルーレースアゲートも凄い力強いパワーを持っていることを初めて知りました。

ピンクの美しい桜色のこの石,ピンクボツアナアゲートのエネルギーはハートを開き全身の喜びをもたらしてくれました。

胃のチャクラのところに置いた指輪は胃のところをリラックスしてくれたのですがその下の卵巣とか股関節のあたりがずっと痛かったのでその部分を石でさするといろんな古い考えやいらない過去の古傷が出て来てあーーこんなに溜めてたんだと知りました。昔まだあまり石を知らなかった頃に見た目が気に入って買ったおもちゃのような大きなアゲートの指輪は石と対話するようになってからとてもおしゃべりな石だと気づき、普通なら紫だからもっとおとなしいというか、高貴な貴婦人のような、ヨガのマスターのようなイメージ?を持ってるんですがこの石は第一チャクラ組ですね。明るくてもっとこの世的な楽しさを教えてくれる石、お友達のような感覚です。アメジストのような天から教えていただくような霊的で内向的な石とは全く違う質であるのはやはり色ではなくアゲートの本質なのでしょうか。

ジュディーホールの「クリスタルバイブル」によると、

アゲートはグラウンディングの石で情緒、肉体、知性面のバランスをもたらし、身体エネルギーのセンタリングと安定化を助けます。情緒面ではネガティブな要素や心の痛みを克服します。うちなる怒りを癒し愛をやり直す勇気を育みます。ヒーリング効果としてはネガティブなエネルギーを取り除き、転化させることでオーラを安定させます。その浄化作用は肉体レベルでも情緒レベルでも強力です。(一部引用)

クリスタルヒーリングをすると終わった後の感覚はいつも石やその日の体調によって違うのですが石のことを知識として知らなくてもちゃんと体や心は癒され、魂が喜んでいるのを感じます。石さん、ありがとう。

ただ、ヨガの後はもう浄化されていてプラスマイナスゼロの綺麗な状態になってるので何も置かずに肉体のみのシャバーサナをするのが一番良いと思います。

 

 

クリソコラ

皆さんいかがお過ごしでしょうか。ずっとお家にこもって少し窮屈な思いをされている方も多いのではないかと思います。私の住む所ではフロリダ知事の方針でワクチンを打った人はマスクをせずに出歩く事も可能になって街には気軽に出歩く人が増えました。いまでも多くの人がマスクを着用していますが私自身はワクチンを打つ予定は今の所ありませんので自然のある所と日常の買い物以外はなるべく控えています。その代わりに家庭菜園作りや発酵食品作りなど自然の恵みを古代からの生活の知恵で取り入れるようにしつつあります。まだまだ勉強中で一生学び続けることになるんだろうなあと感じています。ガーデニングというか、作物を有機的に作るのは本当に最初は大変ですね。フロリダは暑いし、土が砂地で栄養分が殆ど無いようなので落ち葉や残飯でコンポストを作って混ぜようとコンポスト作りも2年ほどやってますが時間がかかるし、園芸店に行ってもオーガニックの堆肥や薬品などは種類が少なく高い、、、しかも線虫という、原始的な虫がフロリダには多いそうで葉っぱを沢山食べられてしまいます。そんなこんなで試行錯誤をしながらではありますが楽しくやってます。

さて、今日も石の事を書きます。ここ2年ほどで興味が出て来た石達ですが私の家には新しい沢山の石がやって来てコレクターのように買いすぎ状態になっていましたが今は少しその熱が治まってきました。石は本当にそれぞれ魅力があるのでお店にいくとまた欲しくなってしまうのですが(笑)。数カ月前にクリコソラ、アマゾナイト、そしてアズライト&マラカイトの原石を買いました。

クリソコラはとってもフェミニンで優しくてまるで全てを包み込むようなオーラがあります。私が買ったのは青と緑のコントラストが強いものではなく全体が薄い緑のような、グレードの低いもののようです。普段は買わないような優しい波動のこの石を手に取った時は自分の能力の限界を感じ、落ち込んでいたからだと思います。手に取った瞬間に驚くほど「受容」という言葉がぴったりでした。お店の紹介文には「昔インディアンの女性の戦士達がこれを使っていた」という内容のことが書かれていて女性だからこそわかる優しさとでもいうのでしょうか、そんなそっと包んでくれる石でした。表層的な女性の優しさとはまた違うものです。もっと深いというか、甘い飴玉のようなスイートな女の優しさではなく、苦しいことも超えてきたたくましさの中にある素朴な優しさと言うのでしょうか。

面白いのは猫にも作用してるんじゃないかってことです。まあ、偶然なのかもしれません。たまたまこの石が来た時期に他の事でギジットがマイルドな性格になっていったのかもしれないし他の石の影響もあるのかもしれないのですが、いつも喧嘩をふっかけては嫌われがちな猫だったんですよ。それがですね、彼女がよく使うキャットタワーの横に置いてからかなり性格的に大人になってみんなを受け入れ始めたような態度に変わっていきました。ここ4ヶ月くらいのことなんですが喧嘩も少なくなって優しくなってるなと感じました。

あとクリソコラは長時間の太陽の光や水に弱いそうなのですが暗いところに閉じ込められているのは嫌いな石なので外の風に当ててあげると良いそうです。ヒルデガルトの宝石論を読んでから太陽の光のエネルギーも時間帯によって変わるのでそれぞれの石が好む時間帯というか、相性みたいなのがあるというのは興味深いです。

女性だけでなくストレスが溜まってる男性にはストレスを浄化してくれたり恐れや不安などを取り除いてくれる石なのでいい石ですよ。見かけたら手にとって見てください。

 

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クリソコラ

ブルーサファイア

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人との出会いがあるように石も出会いがあります。好きな石屋さんに行くといつもドキドキして胸が高鳴り、何時間でもその場で過ごす自信がある私です。全部を家に連れて帰りたいけれど金銭的、場所的事情などがあって限られてしまうのが現実なのですが、石は絵なんかと同じで値段だけで買えない何かがあります。今年の誕生日にお願いして買ってもらったサファイアはそういう存在でした。と言ってもインターネットでの一目惚れなんですが。

宝石って多くの女性が惹かれるものだとは思うのですが私は縁がないものだとずっと思ってきて来てました。高そうだし、自分の雰囲気や服にも合わない。それが覆ったのが先日紹介したマークさんのショップでエメラルドを見たのがきっかけです。宝石級のグレードではないのでおそらく手に入りやすい値段なのですが、原石よりもカットされたものは光を呼び込んで美しい。見た目の美しさだけでなく、画面から発する波動にハートチャクラが反応し、石を眺めていると欲望が渦巻いてきて危ない、危ない(笑)。ずっと欲しいと思い続けて一年近く待っていたのですが誕生日近くになって見てみると今まで見た事のないサファイアに初めて目を奪われてすっかり心変わりしてしまいました。なんて単純な私(^_^;) 結局あんなにずっと眺めていたエメラルドはサファイアを手に入れると興味は収まりサファイアがエメラルドの代わりをするくらい、強く私の魂の手綱を引いてくれている気がします。

サファイアは古来から治療に使われたり、キリスト教の位の高い聖職者が身に付けるなど貴重な石としての存在が知られていますがサファイアというのは当時は青い宝石全般を意味したらしく、実際には他の石だった可能性が高いようです。実際にブルーサファイアがどのくらい昔から流通していたのかは分かりませんがそんなことは関係なしにこの気高く美しい貴婦人のような印象の石がうちにやってきた時は、強くシャープなエネルギーで人をバッサリ切りまくるような、どちらかというと中世の騎士のような男性的な印象を受けました。ダイニングで箱を開いたのですがあまりの強さに箱を一度閉じた程です。

その後一人になって「この石をちゃんと扱えるかなあ」と心配と恐れを抱えながら石と瞑想でゆっくり対話していくに従って印象がガラッと変わりました。あくまでも私のイメージですが海を越えてどこへ行くか変わらない旅で石の方も身構えていたのかもしれません。

瞑想をして深く繋がっていくと女性的な受動的なエネルギーに包まれました。忠誠心があるとどこかで読んだように何かあった時に助けてくれるような忠誠的なサポーターのような前に出ることのない控えめでいながら、やらなくてはいけないことをビシビシと前向きな気持ちで一生懸命真剣に向き合わせてくれる師のような強さも持っていて、私は勝手に土星的な石だと思ってます。

カシミール地方では最も美しいブルーサファイアが採取出来るというのにインドではこの石が忌み嫌われるそうです。インド占星術ではその人の星回りで困難や弱さを補強するレメディーとして宝石を処方するのですが、ブルーサファイアはパワーが強い分、癖が強そうで(私の勝手な印象です)合う合わないがあるのかなあと思いました。インド占星術は難しくて途中でやめてしまいましたので宝石処方は学んでいないのですがYoutube動画でもブルーサファイアを持ったら不幸になるという言い伝えの検証を占星術師がコメント欄で他の人の意見を聞いているのですが結局は半々くらいで悪くなった人と特に何も変わらないという意見でした。やっぱり信じるか信じないかはその人次第なのでしょうね。

マークさんのサイトではこのように説明されています。ちなみに彼のサイトで販売している石は彼のエネルギーが注入されているのでその点が普通の石とは異なってきます。

以下引用
《この石のペンダントは色んな機会に私のそばで働きかけをしてくれたり、癒しの記憶を保持しているので直感力を目覚めさせ癒しをもたらします。一度あなたのそばに行くとあなたのエネルギーが成長し限界の壁を破り、痛みや苦しみから守ってくれます。またこの石はあなたのギフトを見出し力づけてくれます。あなたにとって正しい道に導き力づけてくれるので自信をつけていくでしょう。あなた自身とあなたの夢に集中させ新しく美しい魂で人生をスタートさせることができるでしょう。》
↓下記のサイトのサファイアの説明文を意訳して載せさせて頂きました。

Mark Bajerski - Pure Energy Healing Academy

私は普段、人のエネルギーが入ったものは買わないし自分でも本などのテキストなんかで練習をする以外は自分のエネルギーを入れることはしませんがこの石は家の近所で見つけることができませんでしたのでここで購入しました。マークさんのエネルギーも好きですし。
ネットで買うのは避けた方が無難かと思いますが信頼できる所があればそれもありかと思います。偽物もたくさん出回ってるので気をつけましょうね。

ちなみに好みで買うと青い石や緑の石ばかり増えていきます。エンパスにはグラウンディングが必要と分かってから黒や赤い色の石も持つようになりましたがすぐ買いたくなってしまうのは青と緑、そして水晶系でしょうか。苦手と思う石も今の自分には課題だそうですので私の場合ジャスパーや斑点の入った石がそれなので必要なのかもしれません。

風の時代を前にして…

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2020年も既に年末12月に入り時が流れるのが早すぎて驚きます。もう言ってる間にクリスマスで来年ですね〜。ブログをほったらかしで書こう書こうと思いつつも日々のDutyに追われてグレートコンジャンクションの前だからか、眠気も強いので昔のように夜ふかしが出来ずにすぐ寝てしまっている日々を過ごしています。「今」にフォーカスして素朴に生きている、そんな風な感じでしょうか。

この激動の時代に皆さんはどう過ごされているのでしょうか。世間では「土」の時代から「風」の時代へ移行するということを色んな方がおっしゃっていますね、私もいつも星の影響は前倒しで来る感があり今はデジタル時代のメリットとデメリットをもろに体験しています。仕事を辞めてからスローライフを送っているので去年の日記なんかを読むとよくこんな無理した生活を送っていたな、などとびっくりするくらい色々変わりました。特に人間関係とか、PC中心の生活からの解放とか。去年までの日記にはずーっと目が痛い、目が疲れる、って書いていて当時はなんでだろうと色々調べたり悩んだりしていたのですがそりゃそうですよね、と今なら思ってしまいます。ストレスは知らない間に受けてるんですよね。もちろん今は仕事がないので早く社会復帰したいなあという焦りはあるのですが。

さて大統領選挙のこととか、まあアメリカでは色々ありますので語ればキリないのですが、今日は学校の話をします。周りの子供達によるとパンデミックがあってから暫くは学校が閉鎖してみんな自宅から授業を受けてたのですが今は学校で授業を受けるかオンラインで家から授業を受けるか選べるようです。これは今回のウイルスに対する親の考え方が諸に子供の生活に影響するということですね。知り合いは大勢が集まる学校ではどこからウイルスをもらって来るかわからないので家で勉強させるという人が殆どですが、驚くことは学校に行っても先生との直接の授業でなくあくまでもオンラインなので子供にとっては変わらないようです。聞いたときは人との距離感が遠くなってかわいそうだな、大変だなというくらいにしか思ってなかったのですが、最近私自身がマイクロソフトのソフトを学ぶのにオンライン授業を体験して、「うーん、難しいなあ」と以前の直接授業を受ける良さを知ってる身としてはそんな風に感じるので子供達は成績にすぐ影響してしまうでしょうし、大変さを身にしみて感じました。

どうしても授業が一方通行になってしまう、このPCの画面の世界が狭いと感じる、それは仕方ないことだと誰もが分かってるところからスタートしなければならないんです。今の時代、嫌です、直接受けたいです。という選択肢がないんですね。Zoomなんかは時間の制約もあるからこっちは質問するのも気がひけたり、発言のタイミングも微妙でチャットを書いてる間に授業は進んだり、、、私なんかはラップトップで繋がるので画面がワンスクリーンだと一緒に何かをやってみるっていうのは正直難しい。作業環境をアップグレードしたり、慣れが必要ですねー。

それでも子供は絶対私達より慣れるのが早いとは思うけど引っ込み思案の子とか、能動的に学んでいこうとしない子だっていると思うからそれだとついていけなくなる可能性もあるなあと感じました。

デジタル社会にはいい事も勿論あります。距離が離れていても簡単に世界の人と繋がったり、SNSでどんどんみんなが発信してくれることで沢山の勇気や笑いももらってます。大好きなお笑い芸人さん達でYoutubeをやる人が増えたことがすごくラッキーだと思ってます。先日は宮迫さんと江頭さんのコラボ動画でバンジージャンプをするというのがあって、それを見て泣きました。「40代のおばさんがバンジーを見て泣く。」それの方が笑えますね♪( ´θ`)

情報が多すぎる中で自分にとっての真実は何かということを見極めることもすごく必要で、きちんと色んなことを線引きしてないとブレやすいなと実感してます。だからこそ、毎日の瞑想、時々サボるけどヨガ、そして意識してデジタル機器の前にいる時間を少なくして目の前の生活を大切にすることが不可欠です。意識しないとどうしてもジッとスマホiPadを見てあっという間に時間が過ぎてしまう事をやってしまいますので気をつけないといけないですね。そんな事を思ったりして過ごしてます。寒い毎日が続きますので暖かくして、楽しい事に取り組んで残りの年末を豊かに過ごしましょう♫

 

 

ジェット(Jet)

 

最近は断捨離の一貫で、1日1個家のどこかの引き出しを片付けるようにしています。いろんな部屋の物を収納している場所を今日はここ、明日は次の引き出しと順番に家中ぐるぐる時計回りにやっていくだけ。使っていない物を定期的に確認する事でスッキリしますし、忘れていた物を発見して使いたくなったりもする。ずっと前に風水の本で家の中のガラクタを減らして綺麗に場を保たないとエネルギーが滞るからと書いてあるのを読んでなるべく捨てるようには努力してきたのですが、家のスペースよりも物を買うスピードの方が早いのでダウンサイズを定期的にしないとダメなんですね。

そんなこんなでJet(ジェット)という石を財布に入れとくと無駄遣いしなくなるというのを聞いて少し前に買いに行ってしまいました。(←ここ、ここーー。何で買う!ホントはここから直さないとね。)ジェットは厳密にいうとずっとずっと昔に木だったものが化石化したもので真っ黒いチャコールのような姿になってタンブルだと見た目はオブシディアン何かのツルツルの黒いものと変わりありません。でも手に持つと木だから軽いんですね。早速浄化をしてお財布に入れて持っていました。そうするとその内にもう一つ欲しくなったんです。

その理由が最近参考にしているオーストラリア在住のAdamさんの動画でこのジェットを知って買っていたのですが、普段私は石をプログラミングしません。ただ今回は無駄遣い封じの思いを込めて買ったので、これとは別にもう一つ欲しくなり他の店に立ち寄った時に買いました。この石には他にも強力な保護や自分磨きを助けてくれそうな色んなパワーがあるようなのでいいなあと思って。

ジェットには亡くなった人との別れを癒す力もあると言います。イギリスのエリザベス女王は夫を失った葬儀でジェットを身につけイギリスでブームになったと言われています。私も最近最愛の猫を失ったのですが悲しみをこのジェットやブラックトルマリンを身につけることによって助けてもらっています。こんな形で使うことになるとは買った時には思っていなかったけれど縁が来るにはちゃんと理由があるんでしょうね。

Adamさんは色んな石だけでなく、ハーブや動物のスピリットなんかも丁寧に解説してくれているので英語がわかる人ならオススメです。英語の勉強にもいいですね。彼の自然に対する深い愛情と叡智をこうして無料でシェアしてくれることに感謝。

↓Adam Barrettさんの動画。


Jet - The Ancient Mystery of the Wilderness

 

ミルキークオーツ

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こんにちは。今日は動物に使いやすい石を紹介します。ころんとした可愛らしいミルキークオーツは水晶の仲間で乳白色のような半透明のクオーツです。うちの猫達は病気とまではいかないけれど調子が悪そうだなと思う時や病気でしんどいのを助けたりするような時に石を使う事があります。あとは人間の手からもエネルギーが出ているので手当てをすることもありますが、私の調子が悪い時は猫達に良いエネルギーを届けられないので特に石に助けてもらっています。ペットとして猫や犬を飼ってる方で石に興味がある方には「動物のためのクリスタル・ヒーリング」(マーティン・J.スコット&ガエル・マリアニ著)という本が私は役に立ったので良かったら読んでみて下さい。その中にあったのですが、ミルキークオーツは普通の水晶が苦手なペットに試してみるといいとありまして、うちの猫は水晶はエネルギーが強すぎて逃げていくので前に買ってみたのですが、これは重宝します。

猫達がミルキークオーツを好きというより、浄化作用のある石が必要な時にミルキークオーツを使うと猫達は「ふーん、悪くないねえ。」てな感じで受け入れてくれます。あと、クオーツは他の石の作用を強めてくれるので他の石と合わせて使うこともあるのですが、波動が柔らかいので私達よりも小さくデリケートな動物にはあってるのかなと思います。

他にもその時に応じて使う石は変えますが、他の猫に疎外されがちな末っ子はローズクオーツが大好きでローズクオーツのあるところで眠る事が多いですし内気なウィローは結構どんな石でもヒーリングしてると寄ってきて隣にしばらく座って一緒に心地よさそうに癒されています。甲状腺の病気を持つジローには第5チャクラに良いと言われる青系の石を使う事が多いですが、今日はミルキークオーツ、セレナイトとカーネリオンを使ってヒーリングをしました。先週から薬物治療をまた再開してどうも副作用からくしゃみと下痢の症状が出ていますが、薬に慣れるまでもう少し頑張ってね。とジローに言いながら自分にもなんとか持ちこたえて笑顔を見せられるように言い聞かせているのかもしれないです。ふー。石に癒されるのが必要なのは私なんでしょうねえ。

映画「ヒトラーに屈しなかった国王」

今日お話するのは映画の話です。大好きな監督の一人であるノルウェーのエリック・ポッペの作品でDVDを買わずにストリーミングで見れるのはあるかなーと探していて見つけたのが、邦題では「ヒトラーに屈しなかった国王」という戦争映画。見終わっての感想はとっても良かったです。戦争映画ですが主に描かれているのが登場人物の内側の世界ですのであまり戦闘シーンが出てくることがなくエンパスにはお勧めです。もちろん戦争映画なので苦悩や痛みはあるけれども暴力的なシーンがないという意味でですが、、、。

地方都市に住んでるとなかなかマイナーな映画に触れる機会が少なく、昔からミニシアター系の映画は好きでしたが最近は映画を見る機会がすっかり減りました。映画もそうですが古くてアナログな私はネットフリックスなどで見れる作品に見たいものがあまり出てきません。クラシックな映画とか世の中の人は見たくないのかな、いいのが沢山あるのに。

さて映画について話を戻しますとノルウェーに行ったことはあっても、いまいち近代の歴史を知らなかった私にとっては英語字幕だとストーリーについていくのが少し難しくて何回も一時停止して旦那に聞きながら見ました。かなり鬱陶しがられましたけど、、、日本人にとってはスカンジナビアの歴史ってあまり知られてはいないのではないでしょうか。この映画での主人公は1905年という近年になって初めてノルウェースウェーデンから独立をして、隣国デンマークから迎えられたノルウェー初の国王ホーコン7世です。彼だけでなく周辺の人々の心の葛藤や決断もうまく描かれています。第二次世界大戦で中立の立場をとっていた小国ノルウェーがドイツ対イギリス&フランスのどちらにつくかで窮地に立たされた状況や国王としての苦悩と人柄が同じ人間としてリアルに感じることができ非常に共感しました。実際にはこの映画に出てくる登場人物ほとんどに共感してしまう、エリック・ポッペの他の映画と一緒の感じでして、描く人物像はみんなリアルな人間で例えば国王であれば、国王であっても孫を持つおじいちゃんとしての側面やノルウェー出身ではない王族の彼が国民に寄り添う、民主主義のリーダーというか象徴としての地位である立場で何をするかが人間らしくもあり、高潔で尊敬できる人物として描かれています。まさにヨガでいうバガバッド・ギーターに出てくるクリシュナとアルジュナの教えにあったように国王として選ばれた自分のすべきことを最後まで全うする姿勢が素敵でした。人によってはイギリスに亡命したことを批判的に見る方もあるかと思いますが映画の中では亡命後の活動については描かれておりませんで、実際にはイギリスで事務所を作りそこから国民にレジスタンス活動を続けるよう励ましドイツからの奪還に助力したそうです。日本人であれば敵に捕まれば敵に切られる前に自ら切腹するというこれまた高潔で自分を律するというか、ある意味で精神性が高く強い生き方を立派と考えてきて、「穢れ」に対しての潔癖な部分が強いと思うのですが、西洋人は違いますね。いい悪いの問題ではなく、ただ生き残って祖国の為に尽くすということも私には立派な行いに思えるのです。辛い中で生き抜くというのは大変です。日本人とて第二次大戦で多くの仲間や部下、上司、家族を亡くし自分は生きて残ってしまった。いろんな思いを抱きながら生き抜いて来られた多くの戦争体験者の方々がこの日本を引き継ぎ、守ってくださったおかげで今の私達がいると、、、それをいつもお盆の時期になりますと感謝の念と悲しみやら痛みやらが思い出されます。我々の祖先で国の為にと言って戦争で亡くなって行かれた方々、そしてその仲間の意思を引き継ぎながら生き抜いて来られた方々に命を繋いでもらったことに、心から感謝したいと思います。

遠いノルウェーの戦争の映画ですがどの国でも同じような事が起こりうる、そして今こうしてコロナの影響で経済力が低下して危機に陥っている状況も似たような歴史の引き金になったかもしれないとちょうど良いこの時期に考えさせられる機会を与えてもらいました。

エリック・ポッペ氏って絶対素敵な人なんだろうなと思ってしまいます。いつか映画館でちゃんと彼の映画を見たいなあ。そして世界中の多くの人に見てもらいたいなあ。